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雑誌の眼鏡

栗林のブログ

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荻原都美子句集『至恩』

荻原さんは半世紀以上の句歴をもつベテラン作家。父荻原映雱に学びつつ、楸邨の「寒雷」に入っていたが、「天為」創刊時に移った。その後、荻原の「石蕗」を継承し主宰となっている。秋田県の芸術選奨をもらい、複数回の角川俳句賞候補にも推されている。既句集は三冊。師や仲間がいなかったら、...

蜂谷一人句集『四神』

蜂谷一人(はつと)さんは、知る人ぞ知るNHKの俳句テレビ番組のプロデユーサーをされておられたが、俳人で絵も能くされる。2016年には俳壇賞を受け、著作には俳句百科『ハイクロペデイア』などがある。この『四神(しじん)』は氏の第三句集であろうか、朔出版、2024年1月21日発行...

小澤 實句集『澤』

小澤主宰の句集『澤』を読む機会を戴いた。小澤さんについてはここで紹介するまでもないであろう。現在、氏は67歳になられるが、その第四句集で、40代半ばから約10年間の作品を入集した。2023年11月1日、角川文化振興財団発行。...

髙橋比呂子句集『風果』

髙橋さんは難解俳句を能くする「LОTUS」にあって、比較的分かる句を書く人だと、小生は認識している。この句集は第五句集であろうか、このほか彼女には俳句関係の著作が、『修羅と永遠 西川徹郎集成』など、数多い。なお、句集名『風果』(ふうか)は彼女の造語で、風の吹くまま進んできた...

有田あき子句集『花結び』

九十五歳になられる有田さんの第一句集である。鳥取にお住まいで、「朴の花」(主宰は長島衣伊子氏)に平成十九年に参加し、二十八年には「朴の花二十周年記念賞」を戴いている。令和五年十二月二十五日、文學の森発行。序文は長島主宰が書かれた。 自選十句は次の通り。...

長谷川昭放句集『漂泊と定住』

長谷川さんは「新俳句人連盟」「鹿火屋」をへて「顔」(川村智香子主宰、瀬戸美代子名誉主宰)に属し、神奈川県現代俳句協会の要職にある方。顔賞を受賞し、同人会長を務めていらっしゃる。その第一句集で、東京四季出版、2024年1月発行。序文・跋文はそれぞれ川村主宰、瀬戸名誉主宰が丁寧...

中西亮太句集『木賊抄』

中西さんは、現在「円座」(武藤紀子主宰)「秋草」(山口昭男主宰)「麒麟」(西村麒麟主宰)に所属し、俳句に熱意を燃やしながら、研鑽に務めておられるようだ。その第一句集で、ふらんす堂、2023年12月25日発行。序文は山口主宰。跋は武藤主宰・西村主宰が書かれている。...

坂本宮尾編『杉田久女全句集』(つづき)

坂本宮尾編『杉田久女全句集』の紹介文は先のブログ(12月12日版)で紹介した通りだが、今回はその「つづき」として、補遺Ⅰ,補遺Ⅱの久女の全句を読み、小生の好きな句を拾ってみたので紹介したい。著者坂本の労に感謝しながら読んで行った。...

浅川芳直句集『夜景の奥』

浅川さんは31歳の若手俳人。西山睦さん(「駒草」主宰)の序文では、わずか5歳の時に俳句を始めたというから、英才俳人である。その証拠に、俳句四季の新人賞や芝不器男俳句新人賞を受賞し、2017年には東北にベースを置く「むじな」を創刊し発行人となっている。跋文は渡辺誠一郎さん。帯...

乾 佐伎句集『シーラカンスの砂時計』

乾さんはまだ30歳代の若手の俳人。「吟遊」の同人で、「蘇鉄俳句会」などにも所属されている。世界俳句協会の会員。その第二句集で、2023年12月19日、砂子屋書房発行。 跋は早稲田大学時代のゼミの恩師内藤明さんが書かれ、あとがきからは、父が夏石番矢、母が鎌倉佐弓さんだと知った...

岩淵喜代子句集『末枯れの賑ひ』

岩淵さんは同人誌「ににん」の創刊代表。句集『穀象』により詩歌文学館賞、『二冊の「鹿火屋」』にて俳人協会評論賞を貰うなど、論、作ともに能くなさる俳人である。その第七句集。ふらんす堂、2023年12月13日発行。ハーフトーンの表紙、261句という厳選された句の数、小生の好みに合...

坂本宮尾編『杉田久女全句集』

俳句評論を能くする坂本宮尾が『杉田久女全句集』を編んだ(角川ソフィア文庫、令和5年9月25日発行)。久女の句集については、存命中に虚子に序文を願い出たのだったが、久女の行動に異常性を感じた虚子は、了解しなかった。そればかりか、昭和11年に日野草城、吉岡禅寺洞とともに彼女を「...

髙橋亜紀彦句集『異邦の神』

髙橋亜紀彦さんは現在「雪華」(橋本喜夫主宰)、「紫」(山﨑十生主宰)、「篠」(辻村麻乃主宰)の同人で、二〇〇四年に「祭」(山口剛代表)に参加してから俳句を始めた。「金木星」「いつき組」「里」「藍生」にも入っていたとあるので、自分に合う結社を尋ね続けたのであろう。栞は五十嵐秀...

佐藤久句集『呼鈴のあと』

佐藤久さんは、俳句結社「蛮」(鹿又英一主宰)の編集長で、同時に神奈川県現代俳句協会の重要な役割を担っておられる方です。その第一句集。帯には〈ソーダ水全てが未来だつた頃〉というノスタルジーの佳句が掲げられている。序文は鹿又主宰が佐藤さんの人柄や多くの佳句を丁寧に紹介している。...

河内静魚句集『水の色』

河内さんは、「馬酔木」「寒雷」「陸」「炎環」などで俳句を修練され、主に「寒雷」で活動されたようだが、平成十六年、「毬」を立ち上げ、これに集中されているようだ。途中、「俳句界」の編集長をも務めれた。その第七句集で、二〇二三年十一月三十日、朝日新聞メディアプロデュース部制作。...

土井探花句集『地球酔』

土井さんは「雪華」「ASYL」同人で「楽園」の会員。兜太現代俳句新人賞を貰った才媛である。この句集『地球酔』はその賞の褒章として現代俳句協会出版部がお世話したようだ。序文は橋本喜夫、解説は五十嵐秀彦、帯文は堀田季何の皆さんが書かれた。現代俳句協会が令和五年十一月七日に発行し...

川森基次句集『隠喩さみしい』

川森さんは同人誌「遊牧」(代表清水伶、名誉代表塩野谷仁、師系は金子兜太)の編集長で、俳句歴は、わずか三年である。だが、この句集を一見しただけで、若いころは詩や短歌などに興味を持っていたに違いないと思わせるほどの個性豊かな句集である。第一句集で、ふらんす堂、令和五年十月十二日...

しなだしん句集『魚の栖む森』

しなださんは、平成九年「青山」(岸風三樓系)に入会し、二十九年には編集長となり、令和二年に主宰を、山﨑ひさを(現名誉主宰)から継承した。該句集は第三句集で、「角川俳句叢書―日本の俳人100」シリーズである。角川文化振興財団、二〇二三年九月二十六日発行。...

染谷秀雄句集『息災』

染谷さんは、「夏草」の山口青邨、その後「屋根」の齋藤夏風に学び、平成二十九年に「秀」を立ち上げ、主宰を務めておられる。その第三句集であり、本阿弥書店から二〇二三年九月一日に発行された。 自選十二句は次の通り。 ひるがへりたる寒鯉に水の嵩 ほつれきて鳰の浮巣の藁や草...

田中位和子句集『銀の柄杓』

田中さんは、ご主人の転勤に伴い香港にくらし、そこで俳句と出会った。だからこの句集のはじめの部分には香港の情景が出てくる。一九九五年に帰国後、幾つかの結社を経て、現在「円錐」の同人。発行は、書肆麒麟で九月三十日だから、澤代表急逝のあとで、山田耕司編集長がお手伝いされたものと思...

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