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雑誌の眼鏡

栗林のブログ

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董振華句集『静涵』

『語りたい兜太 伝えたい兜太―13人の証言』や『語りたい龍太 伝えたい龍太―20人の証言』を編集著作した董振華(とうしんか、Dong Zhen Hua)の第二句集を読む機会を得た。序文は黒田杏子、帯文は長谷川櫂、跋は安西篤「海原」代表が書いている。『静涵』の題も題字も生前の...

鈴木和枝句集『離農』

著者は現在八十歳。口語俳句をすすめる「主流」(田中陽代表)のメンバーで、その第三句集。いままで十回ほど口語俳句協会の賞を貰っているベテラン。農業に従事されてきたが、年齢と時代の成り行きから離農を決意された。令和六年五月、主流社発行。 小生の感動した句を挙げておこう。...

「楉(すはえ)」二十五周年記念アンソロジー

大輪靖宏さんが米寿を迎えられた。お祝いの会の写真を添えられた楉(すはえ)句会(前身は「上智句会」)の二十五周年記念句集を戴いた。根来久美子さんのあとがきが良い。良き師の元に良き門下生が集まっている。 句集を開いて一読した。こころ優しい句が並んでいる。まさにこの師のもとにこの...

『有馬朗人全句集』

極めて貴重な『有馬朗人全句集』を戴いた。朗人先生の五三六九句と、年譜、解題、初句索引・季語索引を含め全五六四頁の大冊である(二〇二四(令和六)年五月二十八日、角川文化振興財団発行)。俳人有馬朗人を研究するに欠かせない完全資料である。...

「百鳥」30周年記念号

大串章主宰の「百鳥」は2024年5月号で創刊30周年を迎えられた。その記念誌の特集に一句鑑賞を求められ、寄稿致しましたので、ここに再掲させて戴きます。 大串章の一句鑑賞  栗林 浩 灯火親しがり版刷りの同人誌  『恒心』...

鈴木康久句集『九皐枝折』

湘南の人と自然への賛歌と自祝の句集 鈴木主宰からはいつも「さがみね」を送って戴いており、中身はもとより裏表紙の花鳥の写真も楽しませて戴いている。この句集『九皐枝折』は先の『八俵泡垂』に次ぐ第九句集で、氏の旺盛な表現者ぶりに感銘を受けた。『六天風月』に〈年寄に家出のこころ秋立...

鈴木しげを句集『普段』

著者鈴木しげを氏は、昭和三十九年に「鶴」に入会、爾来、石田波郷・石塚友二・星野麥丘人に師事。平成二十五年に「鶴」主宰を継承した。その第六句集で、二〇二四年五月二十一日、ふらんす堂発行。 自選十五句は次の通り。 初山のこゑのひよどり矢継早 芹の香や日々のあかしの友二の句...

黒岩徳将句集『渦』

黒岩さんは十六歳の頃から俳句を始め、夏井いつきの「いつき組」に所属、今井聖主宰の「街」の同人でもある。石田波郷新人奨励賞、「街賞」などを受賞。『天の川銀河発電所』に入集、『新興俳句アンソロジー』(共著)などがある。現在、現代俳句協会青年部長。NHKテレビの俳句番組を含め、活...

大井恒行句集『水月伝』

大井さんについてはここで改めて紹介するまでもないであろう。俳壇で論・作ともに旺盛な発信活動を行っている方である。その第四句集に当るらしい。ふらんす堂、2024年4月23日発行。 自選句の提示がないので、小生の感銘句を掲げる。 009 死というは皆仰向けに夏の兵...

阪西敦子句集『金魚』

坂西さんは、「ホトトギス」の主要メンバ―のお一人で、日本伝統俳句協会の理事であられる。著作も多く、共著に『俳コレ』『天の川銀河発電所』などがある。七歳の頃から祖母の元で俳句を作り、「ホトトギス」に投句していた。爾来、四十年の作品を纏めたのがこの句集『金魚』。数えてはいないが...

本杉純生句集『有心』

著者本杉さんは故・木内彰志主宰の「海原」で俳句を始め、「琉」を経て「枻」の創刊同人となり、橋本榮治代表と俳句を楽しむ間柄となる。跋は橋本氏が懇切に書いておられる。 神奈川県在住で、その第一句集の『有心(うしん)』である。2024年4月6日、株式会社コールサック社発行。...

鈴木総史句集『氷湖いま』

鈴木総史さんは俳句甲子園をきっかけに作句を開始、「群青」(櫂未知子・佐藤郁良共同代表)で研鑽を受け、北海道に職を得てからは「雪華」(橋本喜夫主宰)に入会。北海道新聞俳句賞本賞、星野立子新人賞を貰っている。この句集は逆編年体で組まれ、ふらんす堂が2024年3月3日に発行した。...

大木雪香 「深花」 創刊

俳誌「深花(しんか)」が創刊されたので紹介しよう。発行人兼編集人は大木雪香さんで、発行所は川崎市中原区。季刊。「小熊座」の渡辺誠一郎さんが相談役を、林誠司「海光」代表が顧問役につかれておられる。大木さんの挨拶文には「深花」と名付けた訳が書かれている。「進化」「真価」「深化」...

「風琴」創刊

俳誌「らん」(発行人は鳴戸奈菜であった)が終刊したあと、有志が集まってこの「風琴」を、2024年3月に立ち上げた。同人の柴田獨鬼氏の句集『あかときの夢』と、西谷裕子氏の『記憶の糸』が特集されている。前者については、小生のこのブログの2022年2月17日版に載せてある。...

坪内稔典句集『リスボンの窓』

著者の坪内さんについては、改めてご紹介が要らないほど著名な方である。ただ、「船団の会」散在後、「窓の会」を結成され、その主宰をなさっておられることだけをご紹介するに留めよう。ふらんす堂、2024年3月5日発行。 自選句は次の十句。「作者のある日の自選十句」となっている。日が...

中村雅樹集

自註現代俳句シリーズの一つで俳人協会が令和六年二月十日に発行したもの。 著者中村雅樹は、宇佐美魚目に師事、平成二年「晨」同人。大串章の「百鳥」にも所属。山本健吉賞、俳人協会評論賞など、すぐれた俳人論を書いておられる。平成三十年「百鳥」退会、令和元年「晨」代表となられた。...

中嶋鬼谷句集『第四楽章』

著者中嶋鬼谷は秩父の出身で、楸邨の「寒雷」にて俳句を学び、楸邨没後季刊俳句同人誌「禾」を刊行した。『峡に忍ぶ 秩父の女流俳人 馬場移公子』など多くの評論集を刊行している。その第四句集で、ふらんす堂、二〇二四年二月二十二日発行。山下知津子が丁寧な栞を書いている。帯には同氏が選...

保里よし枝句集『ひとりの窓』

保里さんは「波濤」「青芝」「海鳥」を通して俳句を学び、現在は「超結社朱夏句会」(なつはづき代表)および「青山俳句工場05」(宮崎斗士代表)のメンバーである。現代俳句協会、令和六年三月十四日発行。 序文と跋文は、宮崎斗士となつはづきが、多くの好句をあげて書いている。お二人の共...

荻原都美子句集『至恩』

荻原さんは半世紀以上の句歴をもつベテラン作家。父荻原映雱に学びつつ、楸邨の「寒雷」に入っていたが、「天為」創刊時に移った。その後、荻原の「石蕗」を継承し主宰となっている。秋田県の芸術選奨をもらい、複数回の角川俳句賞候補にも推されている。既句集は三冊。師や仲間がいなかったら、...

蜂谷一人句集『四神』

蜂谷一人(はつと)さんは、知る人ぞ知るNHKの俳句テレビ番組のプロデユーサーをされておられたが、俳人で絵も能くされる。2016年には俳壇賞を受け、著作には俳句百科『ハイクロペデイア』などがある。この『四神(しじん)』は氏の第三句集であろうか、朔出版、2024年1月21日発行...

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