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雑誌の眼鏡

栗林のブログ

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『人工知能が俳句を詠む―AI一茶くんの挑戦』

北海道大学大学院情報科学研究院の教授川村秀憲さん、准教授山下倫央(調和系工学研究室)さん、助教横山想一郎(同研究室)さん(以下、北大と略記)の共著である(オーム社、2021年7月5日発行)。 人工知能(AI)に俳句を生成させる(詠ませるとは言わない)行為は2018年頃からマ...

大串章句集『恒心』

大串章(俳人協会会長・「百鳥」主宰)さんの第八句集である(角川文化振興財団、2021年7月1日発行)。 あとがきには、大串さんが三十二歳のとき、「非凡にあこがれるより、常凡をおそれぬ恒心の確かさ、これがこの作者に対する私の印象のすべてである」と飯田龍太に評されたことから、句...

佐藤文香句集『菊は雪』

文香さんの第三句集になるのであろうか、ユニークな編集の句集である(左右社、2021年6月30日発行)。冒頭に2021年の作品が並び、そのあと、2015年まで遡っての作品群があり、以降、2016,17と20年までの作品が編年体で編まれた550句。一頁に4句が多く、5句の場合も...

能村研三句集『神鵜』

「沖」主宰の能村研三さんの第八句集である(東京四季出版、2021年5月24日発行)。平成25年から30年までの三五八句を納めている。 自選12句は次の通り。 筆の穂を噛めば筆の香二月来る 眼に力入れて見てゐる稲の花 一島を被り余して鰯雲 濤声を呼ぶ大鷹の渡りかな...

高野公一著『芭蕉の天地』―「おくのほそ道」のその奥

該著は「おくのほそ道」に係わる評論を書いて、現代俳句評論賞やドナルド・キーン賞優秀賞に輝いた高野公一さんの、芭蕉―おくの細道論、の集大成である(2021年6月10日、朔出版発行)。 小生(栗林)は、時々お邪魔する「山河」の結社句会で高野さんと面識を持ったのであるが、氏は大企...

井上弘美句集『夜須礼』(やすらい)

井上弘美句集『夜須礼』(やすらい) 俳壇でご活躍の井上さんの第四句集(2021年4月26日、角川文化振興財団発行)。 井上さんは、「汀」主宰。著作に『季語になった京都千年の歳事』などがあり、『読む力』で俳人協会評論賞受賞を貰っておられる。...

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