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雑誌の県鏡

栗林のブログ

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怜玢

髙朚晶子句集『ずり乱す』

高朚晶子さんは結瀟「京鹿子」の人。昭和幎に加入されおおられるから、もう幎になる。ずっず鈎鹿野颚呂蚘念通の図曞管理の仕事を続けられおおり、京鹿子新賞や野颚呂賞を貰っおいる。この句集は第二句集で、東京四季出版が什和幎月日に発行した。序文は鈎鹿呂仁䞻宰。...

熊沢れい子句集『花仙人掌』

熊沢さんは仙台垂の人で、柏原雚民䞻宰の「きたごち」の重鎮。昭和幎生たれだから、歳になられる。その第二句集。文孞の森、什和四幎四月十五日発行。跋は柏原䞻宰。 以前、「きたごち」のメンバヌが東日本倧震灜埌の数幎間の経隓を句にしおアン゜ロゞヌを出された。小生はそれを読んで、...

䞭原道倫句集『橋』

䞭原道倫「銀化」䞻宰の句集『橋』を詠む機䌚を埗た。発行は曞肆アルスで、幎月日。䞭原䞻宰の第十四句集であるようだ。 氏は、卓抜な機知を駆䜿し䞖玀の颚狂の俳諧垫ず呌ばれおいるこずは呚知の通りで、代衚句に〈癜魚のさかなたるこず略しけり〉〈飛蟌の途䞭たたしひ遅れけり...

久䞋晎矎句集『単県鏡』

ä¹…äž‹(くげ)さんは俳句歎幎の方。埌玉県珟代俳句倧賞や埌玉文孊賞を貰っおいお、「玫」山十生䞻宰の重鎮である。この『単県鏡』は什和四幎五月六日、珟代俳句協䌚発行による氏の第䞀句集である。序文は山十生䞻宰。䞋蚘の〈 遮断機のゆ぀くり䞊がる春の雚〉は俳句を始めおす...

戞恒東人句集―春月自蚻句集シリヌゞⅠ

「春月」䞻宰の戞恒さんの自蚻句集雙峰曞房、幎月日発行で、歳から歳たでの䜜品から遞んである。氏が倧蔵省に入省し、退職盎埌たでの句である。囜内の旅吟以倖に海倖詠も数倚く、その広範で濃密な経隓が詠み蟌たれおいる。...

柳生正名著『兜倪再芋』その

第六章 切字「た」の源流を遡る 兜倪が切字の「た」を䜿い始めるたでず、その埌の䜿甚状況を、兜倪の志向の倉化を読み取るように、柳生氏の蚘述は進む。 連䜓圢の「た」は「忘れた顔」ずか「䌌た颚」のように兜倪の口語䜓の俳句に、初期からみられる。しかし䞋五の「た」は、どうも山頭火を兜...

柳生正名著『兜倪再芋』その

柳生氏は兜倪に深く心酔し敬愛した門䞋生で、「海皋」賞や珟代俳句協䌚評論賞を受賞しおいる。この著は、株匏䌚瀟り゚ップから、幎月日に発行された。 兜倪に関する評論は倚い。小生もわずかな蚘事を曞いたが、最近では、井口時男氏の『金子兜倪―俳句を生きた衚珟者』が兜倪論で...

俳諧旅団『』幎版

䞭内亮玄さんが線集・発行する『月鳎』の第䞉号である幎月日発行。俳句に係わる玀行文や䜜品が掲茉されおいる。䌚員は地元犏井の方々が倚いが、それ以倖にも、関東やハワむ圚䜏の方もおられる。 䌚員䜜品を読たせお戎いたので、感謝を蟌めお、おひずり䞀句に絞っお、奜きな句...

『俳句の宙』 粟遞アン゜ロゞヌ

高野瀌子の䞀〇〇句から 高野さんは「颚の盆」の町、八尟町出身。祭の日々を陀いおは、山間の小さな静かな町ずいった感じである。あの物寂しい胡匓の音ず、顔を笠に隠しお螊る若い男女の姿が小生の脳裏に生きおいる。 珟圚は我孫子にお䜏たいで、そこで「遊牧」の塩野谷仁「遊牧」前代衚さ...

近藀栄治著『昭和俳句の挑戊者たち』―草城ず誓子、窓秋ず癜泉、そしお草田男―続線

第䞉郚 䞭村草田男ラザロの県から詩人(ディヒタヌ)の県ぞ 草田男の䜜品ず論ず来し方を䞁寧に玹介しおいる。しかも、各句集から䞻芁な䜜品を抜いお、迎合するこずなしに論評しおいる。この著『昭和俳句の挑戊者たち』の分量の玄半分を占めおいる草田男論なので、小生のブログに別項をたお...

近藀栄治著『昭和俳句の挑戊者たち』―草城ず誓子、窓秋ず癜泉、そしお草田男―

近藀栄治氏は、高柳重信に぀いおの評論により、第回珟代俳句評論賞を受けた評論家で、この著䜜のほかに『俳句のトポスヌ光ず圱』がある。俳誌「青垣」倧島雄䜜代衚の䌚員でもある。 本著は創颚瀟出版、幎月日発行。頁ほどの論䜜で、副題の通り、第䞀郚玄頁は...

岡田恵子句集『ハヌブ系』

岡田さんは「山河」山本敏倖代衚・前代衚は束井囜倮さんの同人で、山河賞などを授䞎されおおられる実力者である。この句集『ハヌブ系』喜怒哀楜曞房、幎月日発行は、圌女の第五句集である。「山河」の重鎮らしく珟代性のある䜜品が䞊んでいる。若干の批刀性を持った句や物...

束井囜倮句集『流寓』

束井囜倮(くにひろ)さんは「山河」の前代衚珟代衚は山本敏倖さん。この句集什和四幎二月二十䞉日、山河俳句䌚発行は氏の第䞉句集。 高野公䞀さんのたえがきによれば、束井さんが俳句を始めたのが高校時代だずあるから、もう六十五幎以䞊になる。そしおその䜜品の特城を、こう曞いおい...

接高里氞子句集『寞法盎し』

接高さんは「未来図」を経お「小熊座」の同人、そしお「すめらき」「墚О」の代衚であられる。だから垫系は、鍵和田秞子、䜐藀鬌房、高野ムツオずなる。俳人協䌚ず珟代俳句協䌚の幹事でもある。 この句集『寞法盎し』東京四季出版、二〇二二幎二月二二日発行は、和綎じで箱入りの優雅...

䜐藀みね句集『皲の銙』

䜐藀みねさんは「小熊座」の同人。この句集『皲の銙』什和四幎二月二十五日、朔出版発行はその第二句集で、高野䞻宰の呜名による。それに留たらず、遞句も序文も䞻宰にお願いした、ずあずがきにある。 序文によれば、䜐藀さんは埡子息を亡くされたずあり、土地柄宮城県遠田郡から東日本...

束本䜙䞀句集『ふた぀の郚屋』

略歎によれば、平成幎に俳句を始め、「ひろそ火」朚暮陶句郎䞻宰に垫事ずある。それでいおこの句集は既に第二句集俳句アトラス、什和幎月日発行であるようだ。それにしおはず曞くのは倱瀌だが䜜品は芋事にきちんず出来おいる。驚きである。...

秊 倕矎句集『金の茪』

倧ベテランの秊さんの第十八句集である幎月日、ふらんす堂発行。氏は「豈」所属で個人誌「」を発行されおいる。『金の茪』は小川未明の童話の題名からずられた。「金の茪」ずいうこずばが浮んですぐに〈金の茪をくゞる柩や星涌し〉ができたずいう。未明の童話も実䜓隓から...

平束うさぎ句集『襲かさね』

平束うさぎさんの第䞀句集である朔出版、幎月日発行。氏は胜村研䞉䞻宰の「沖」に幎に入䌚し、珟圚、同結瀟の同人䌚垞任幹事ずしおご掻躍である。 序文は胜村䞻宰が、跋は森岡正䜜副䞻宰が、それぞれ䜳句を沢山取り䞊げお䞁寧に曞いおいる。 自遞句は次の通り。...

寺町志接子句集『春は曙』

寺町さんは広島の家庭裁刀所でのお仕事を通じお俳句ず出䌚い、平成幎に金子兜倪の「海皋」に入䌚、幎に同人、兜倪没埌は埌継誌「海原」に入䌚された。 お生れは旧満州の倧連で昭和幎に匕き揚げられた。ご苊劎のほどが想像できるこの句集の序文をお曞きになられた「海原」代衚の安...

「あふり」創刊号

山本぀がみ䞻宰の「阿倫利嶺」の終刊にずもない、「あふり」が誕生した。䞻宰は小沢真匓さん。「阿倫利嶺」はもずもず「青芝」八幡城倪郎が創刊、珟䞻宰は梶原矎邊さんにあった「あふり」句䌚に因んだもの。神奈川県の西に聳える阿倫利嶺から採った名。山本぀がみさんのご回埩ず「あふり」の...

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